コラム:葬儀準備について

葬儀準備の必要性
突然の葬儀!の葬儀社選定は?
葬儀準備をはずさないほうがよい理由
葬儀準備は早めの方が気がラク
葬儀準備(葬儀コンサル)を行うメリット
葬儀準備は「誰と」行うのか「誰に」聞くのか

 

 

葬儀準備の必要性 

 

今後のことを考えて、遺言書作成や相続対策を行う人が以前より増えてきました。

今までは、遺言書作成や相続対策は「お金持ち」が行うことという認識だった人が多かったのですが、今では「トラブルにしないための対策」や「残された家族ののことを考えて」という人が多くなったからかもしれません。

 

しかし、生きているときに困らないような準備や、自分が死亡した後のことについての準備をするときに、「死亡したとき」つまり、「葬儀」の準備はしない人がほとんどです。

 

認知症になってしまったときのために「任意後見契約」をしておこう、延命治療などを行わず尊厳をもって死を迎えたいから「尊厳死宣告書」を作成しておこう、死亡したあと相続で大変な思いをしないように「遺言書作成」をしておこう・・・。

そう思って準備していても、「葬儀」だけは対象外になってしまうのです。

 

たしかに、近年まで「葬儀」の話などタブーでしたから、そのような風習がないというのもあります。


明石久美(明石シニアコンサルティング).JPGしかし、この世に生を受けた人は、いつか必ずエンディングを迎えます。必ず起こる出来事で、避けて通ることはできません。つまり、形はどうであれ、必ず「葬儀」は行わなければならないのです。

その時期はいつか分からないことですが、必ず起こることだからそこ、準備しておくことも必要なのではないでしょうか。

 

今までのタブー的な意味合いを除くと、葬儀の準備が対象外となってしまっている理由としては、

  • 相続関係のコンサルティングを行っている先生が葬儀について相談にのれない
  • 葬儀のコンサルティングを行っている人が周りにいない
  • 葬儀の準備を事前にしておく必要性がないと思っている

ではないでしょうか。

 

死亡したら必ず葬儀社にお世話にならなくてはならないのですから、”しっかり”準備まではしなくとも、”ある程度”準備をしておいた方が安心するのではないでしょうか。

 

 

突然の葬儀!の葬儀社選定は? 


急に大切な人が逝去してしまったら・・・。あなたはどうしますか?

病院で死亡する人が80%。病院から早めにどこかへ搬送してほしいと言われたら・・・。
病院に出入りしている葬儀社にお願いしますか?それともどこか探しますか?
出入り業者はやめた方が良いと耳にしたことがあるから、どこかを探そうか。


では、どうやって探しますか?タウンページで探すのですか?よく看板で見るところですか?自宅にいる家族にお願いしてインターネットで探してもらいますか?

 

とりあえず搬送だけお願いして、その後ゆっくり葬儀社を決めよう。
そうえいば、見積をもらって比較した方がよいとテレビで言っていたから、見積をもらおう。


いつもと違う日常の心境で、ゆっくり決められると思いますか?
搬送してもらったA葬儀社とある程度葬儀内容を決めて見積書をもらったのち、一旦帰ってもらい、別のB葬儀社に同じように葬儀内容の話をしたのち見積書をもらい、その後、じっくり比較する余裕があると思いますか?

 

では、その比較はどのようにするのですか?
合計金額ですか?何が含まれて いて、何が含まれていないのかわかっていて見積書を比較しているのですか?
祭壇・棺など目立つ品目の金額を比較しますか?
比較している祭壇や棺は、同じものではありません。品物が異なれば金額も異なるのですが、比較になるのですか?


さらに、葬儀社のよしあしは何で決めるのですか?
知名度ですか?会館の有無ですか?規模ですか?金額ですか?葬儀社の対応ですか?

 

ゆっくり検討する心の余裕も時間もない中、何が必要かわからない見慣れない見積書を見て決めることが、どれだけ難しいことか・・・。


急な葬儀の場合、ゆっくり考えられるような心境でも冷静な状態でもないときに、たくさんのことを短時間で決めていかなければなりません。

そうなると、最初に搬送してもらった葬儀社にしようということになるパターンが多いのです。

 

結局、葬儀は、「無事に終わらせること」が目的となってしまい、「良い葬儀にしたい」、「後悔しない葬儀にしたい」というのは二の次になりがちです。

 

「とりあえず」と行う葬儀が、取り返しのつかない後悔する葬儀になることもあります。

ですから、事前にある程度の知識を持っておくことは必要なのです。

 

 

葬儀準備をはずさないほうがよい理由 


2010年日本消費者協会調べの葬儀費用は、全国平均で約200万円(お布施含む)。東京・神奈川・埼玉では約222万円

 

この平均額がよいか悪いかは別にして、「お任せします」、「世間一般の葬儀で」、と葬儀社へ伝えると、この金額で予算を組まれてしまう可能性があります。


葬儀に関するトラブルは、消費生活センターなどにも多く寄せられています。
その原因は、葬儀についての知識がないために葬儀社任せにしてしまったり、事前準備をしなかったことが原因です。

 

何かにつけて「葬儀社が悪い」といわれる傾向がありますが、中立な視点で捉えると、葬儀社が一方的に悪いとは一概に言えません。

 

必ず死亡することは、誰でも知っています。その時期は分からないにしろ、必ず葬儀を行う日がくることは明らかです。

   

葬儀の準備をしなかったがために、余計な費用がかかってしまったり、納得のいかない葬儀になってしまったりするのです。

考えたくないことですが、避けて通れないのなら、最低限の知識を得ておいたり、準備をしておくことも必要ではないでしょうか。 

 

ですから、事前に葬儀の準備をするメリットとしては、


ご本人が自分の葬儀準備をするのであれば

  • 自分の要望を形にすることができる
  • 依頼する葬儀社候補を決めておくことができる
  • 家族があわてず困らずゆっくりお別れをすることができる


喪主になる方が両親・配偶者のために準備をするのであれば

  • 全体像や流れがわかるため、ある程度の知識を持つことができる
  • 突然のことでも葬儀社選びなどを行わなくてよいため、時間的余裕ができる
  • 事前にもう少し細かい準備を行っておくことができる

 

やり直しのきかないお葬式。最期のお別れで悔やまないようにしておきたいものです。

 

 

葬儀準備は早めのほうが気がラク 


ひと昔前まではお葬式の話自体がタブーというご時世でしたが、今では雑誌やテレビでも取り上げられ、事前に準備しておくことが大切という認識が少しずつ定着しつつあります。

 

そうは言っても、自分や親のお葬式をどうするかということは家族で話にくいかもしれません。

 

ですが、本人が自分の葬儀を準備するというのと、喪主になる人が親の葬儀を考えておくという2つにわかれますが、葬儀の準備をする人は確実に増えています。

 

その準備をいつするのかというのがポイントなのです。

 

例えば、余命を知ってしまったとします。

そこで葬儀の準備をしようと思っても、「縁起でもない」、「不謹慎」と思い、準備すること自体がそのときを待っているように感じてしまったり、受け取られてしまったりするため、準備ができません。

しかし実際準備せずにその時を迎えると、困るのは喪主であり家族です。

 

準備しづらいからそのまま流れで行ってしまおう。どこかの葬儀社にお任せしてしまおうとなってしまうのです。

 

しかし元気なときであれば、心の余裕をもって準備ができます。

まだまだだからと思えるからこそ、後ろめたさを感じずに、準備することができるのです。

 

人間はいつ、どこで何がおこるかわかりません。

年齢順に葬儀を行うわけでもありませんので、そのときがいつかを知ることはできません。

考えたくないことですが、もしものときには必ず葬儀社にお願いしなければなりません。

 

それならば、「まだまだ」、「全然」、「無関係」と言える時の方が、気がラクに、しかも冷静に準備できるのです。

ですから、葬儀の準備は早めにしておいた方が良いのです。 

 

 

葬儀準備(葬儀コンサルティング)を行うメリット 

 

「葬儀」というのは、心の準備がある程度できていたとしても動揺し、なかば放心状態、パニック状態で、「すぐ」に「葬儀社」や「搬送先」、「葬儀内容」を決めなければなりません。


「自分にはまだまだ無縁なこと」、「親は元気だし葬儀なんて当分関係ない」「元気なのに葬儀なんて縁起でもない」・・・といいますが、

葬儀は年齢順で行うものではありません。病気などになって入院してその後・・・という順序で迎えるわけではありません。

 

当然、皆「葬儀」はまだまだ必要ないと思っています。
それはそうです。そんなこと考えたくありません。
いつまでも元気で長生きしたい・してほしいと思っているのですから。

 

しかし喪主になる立場の人にとっては、ついてまわる出来事です。
自分は喪主になる予定はないからと思っていても、喪主になるはずの人が先に逝去し、予定外に喪主になる可能性もあります。

ですから、葬儀のことは、ある程度考えておくと、何をどうすべきか全体像がわかり、かかる費用も大体把握できますので、安心します。

  

なにも準備せず行った結果に対して、後悔するお葬式になってしまった。費用が高くついた、と口にする人の多くは、「事前にお葬式についての準備をしなかったから」です。

 

一生懸命節約したり、無駄な費用を使わないように倹約したり、マネープランを立てたりしている人でも、「葬儀」には200万円、300万円というお金を深く考えずに支払います。

そういうものだと思っていたり、よくわからないから言われるままに。

 ですから、

  • 「無駄な費用は支払いたくない」
  • 「そのときに慌てたくない」
  • 「よかったというお葬式をしたい」
  • 「喪主として立派に送りだしたい」
  • 「やり直しのできない葬儀で後悔したくない」

そう思うのなら、事前相談やコンサルティングは必要なのです。

ただし、「誰」に依頼するのか、「無料なのか有料なのか」によって結果は異なりますので、単に準備すればよいというわけではありません。
 

 

 

葬儀準備は「誰と」行うのか「誰に」聞くのか 


自分にとってプラスになる情報は、「誰から」でももらえるわけではありません。


中立な立場で、依頼者のために相談・コンサルティングを行ってくれる人に頼まなければ、あなたにとってのプラスにはなりません。


葬儀の事前相談は葬儀社もやっています。しかも無料相談がほとんどです。
しかし、葬儀社は葬儀を行って利益をあげる会社です。

 相談者(依頼予定者)の要望に・・・と言っても、見積書を作成するために要望を聞いたり、オプションをつけて要望に近い葬儀を組み立てたり。

利益相反になりますから、相談者の「利益」を最優先には考えてくれません。

 

私もたまに、葬儀社の無料相談を受けに行きます。

どのような対応をするのか、どのようなことを言うのか、どこまで説明してくれるのか、質問に対して的確な回答をしているか、相談者の要望をきちんと聞くか、どこまで要望をかなえようとしてくれるのか・・・などをチェックしながら、見積書を作成してもらいます。

 

以前友人が同行したいというので、自社会館を持っている葬儀社へ一緒に連れていきました。

こちらの要望を伝え、見積書を作成してもらいながら一通り話を聞き、質問をして会場内を見たあとその場をあとにしましたが、帰りに友人に「ここの葬儀社どう思った?」と聞くと、「対応はいいし、ちゃんと質問にも応えてくれたし、きれいだし、見積も平均より安い気がするし、いいんじゃないかな」というのです。

 

しかし実際、葬儀社に聞かれたのは、見積書を作成するのに必要な情報ばかりで、私の要望はムシされた状態でした。

「普通はこうです」、「みなさんこうしていますので」という感じで、葬儀社の提案に従って見積書が作成されていくものでした。

 

「葬儀」を深く知らない人からすれば、確かによく見えるかも知れません。しかも葬儀社などは、顧客に事前予約してもらいたいと思っています。会員制度をとって「割引」を前面に出したり、「格安」をうたって呼び込もうとしたり必死です。

 

また、葬儀紹介センターでも相談にのっているところがあります。ところが、中立な立場ではないところがほとんどです。

 

無料で葬儀社を紹介する団体などにとってのメリットはなんでしょうか。
まったくメリットがなしに葬儀社を紹介している団体などがあるのでしょうか。

色々かかる運営費や諸経費などはどうまかなっているのでしょうか。

 

それならNPOなら安心かというと、NPOの中には、「NPO=消費者の味方」 というイメージを逆手に、相談者にとってプラスにはならないのでは?と思う活動をしているところもあります。


できたら費用をかけずに相談したい。そう思うのは誰でも同じです。

ですから、無料相談や無料紹介しているところなどを、良くないとは思っていません。事前に葬儀社などに相談して、依頼する葬儀社候補を決めておくことは安心になりますし、葬儀について知っておくことは必要なことだと思います。

 

しかし、自分にとって有益な情報を得たい総合的に少しでも 費用を削減したいと思うなら、誰に頼むか」というのはとても重要なのです。

 

コラム:無料と有料ならどちらが有益か矢印赤.png

 

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